【検証】箱根フリーパスは本当にお得なのか？2000円以上安くできる方法も紹介

すでに箱根旅行が決まっており、箱根フリーパスを利用したいが本当に安くなるのか？
箱根旅行を計画しているけれど、箱根フリーパスを使うことで節約できるのでは？

こんな疑問をこの記事では解説していきます。

箱根での旅行で「箱根フリーパス」を利用するか悩んでいる方に向けて、「本当に安くできるのか」を検証して行きます。

この記事を読むと次のことが分かります

箱根フリーパスの二つの機能
箱根フリーパスで安くなるオススメ施設
実際に箱根フリーパスを使う場合で検証⇨⇨3,000円以上の節約に
車で行く人も購入した方がお得なのかどうか？
購入場所と通常よりも2,200円安く購入することが出来る裏技

箱根旅行を安く済ませる箱根フリーパスとは
箱根フリーパスでかなり安くなる観光スポット
- その１箱根強羅公園
- その２箱根ガラスの森美術館
実際の箱根フリーパスを最大限に活かす箱根旅
箱根フリーパスを買うと損することがあるのか？
- 箱根に車で行く人の場合元を取ることは出来るのでしょうか？
箱根フリーパスの購入場所・安く買う方法
まとめ

この記事の信頼性

本記事を書いている私は大学生時代から交際を続けて4年目。今までに10ヶ所以上旅行をしてきました。カップルでの旅行での気付きを発信中。年間旅行回数30回以上。箱根はお気に入りで3回目の箱根旅行を計画中

箱根旅行を安く済ませる箱根フリーパスとは

箱根フリーパスとは、箱根での旅行費用を節約することが出来るアイテム！

具体的には、箱根を通るバス、電車、ロープーウェイ、箱根海賊船（芦ノ湖の遊覧船）が乗り放題になり、

対象の観光施設では割引を受けることが出来るようになるチケットです。

つまり、まとめると

箱根の公共交通機関が乗り放題
箱根の観光施設では割引を受けることが出来る
初めに販売所で決まった値段を払う必要がある

なので、

箱根に電車やバスを利用して行き、移動手段がバスや電車の人にはオススメのチケット

ということになります。最後に車を利用する方の場合、旅行費用を節約できるかどうかも解説して行きます。

箱根フリーパスの値段

通常価格は次の通り

発駅	二日間[おとな]	二日間[こども]	三日間[おとな]	三日間[こども]
新宿	6100円	1520円	6500円	1750円
町田	5820円	1420円	6220円	1670円
藤沢	6050円	1490円	6450円	1740円
小田原	5000円	1000円	5400円	1250円

通常価格では二日間で大人は6,100円ほどかかってしまいますが、同じチケットを3,900円で購入することが出来る方法があるので最後にご紹介します。一人当たり2,200円の節約が可能です。

箱根フリーパスの注意点と「特急ロマンスカー」

新宿方面から箱根に行く場合には特急が通っており、「特急ロマンスカー」と呼ばれていますが、このフリーパスの値段の中には入っていません。

その代わりに二つの選択肢があります

購入した駅から箱根までの普通電車の料金はフリーパスに含まれているので、普通電車を乗り継いで箱根湯本駅を目指す方法
購入した駅から箱根までの普通電車の料金はフリーパスに含まれているので、追加で特急料金を支払うことで「特急ロマンスカー」の乗る方法

特急の圧倒的に速く、楽なので私は「特急ロマンスカー」をオススメしており、普通電車との比較するとこのような感じ

新宿から箱根湯本駅まで	特急ロマンスカー	普通電車
時間	1時間30分(停車駅8駅)	2時間(乗り継ぎ2回)
料金（フリーパス購入時）	片道1,110円(フリーパスに追加で)	無料(フリーパスに料金含まれいる)

追加で「特急ロマンスカー」を利用する場合には、片道で1,110円かかることになるので節約したい方には普通電車がオススメですが、やはり旅行の帰りは疲れるものです。

ロマンスカーであれば快適に移動ができ、目を覚ましたら勝手に新宿に到着しています。行きの電車でロマンスカーを利用すれば、車内で駅弁を食べ山々の景色を眺めながら箱根に向かうことが出来ます。

箱根フリーパスでかなり安くなる観光スポット

箱根フリーパスがどのようなものか、分かったところで実際に観光施設で割引になる例を見て行きましょう。箱根の70近くのスポットで割引をしてもらうことができます。

実際に私が、利用したことがある施設と、お得になると感じたところを紹介します。

その１箱根強羅公園

箱根強羅公園は1914年に開園した公園で、とても歴史のある公園であり、日本最古のフランス式庭園です。園内にはさまざまな花が植えられていおり、季節ごとに姿を変化させます。

中央には大きな噴水があり、エメラルドグリーン色をした綺麗な噴水なのでカップで写真と撮る方も。

LINEのアイコンなどにピッタリな写真が撮れること間違いなし！

	料金
一般	550円（小学生以下無料）
箱根フリーパス	無料

普通だと550円かかるところが、箱根フリーパスを持っていると無料になります。

その２箱根ガラスの森美術館

数あるガラスの種類の中でもヴェネチアンガラスの作品を展示しており、園内には木々にガラスが飾り付けられています。

園内のカフェではカンツォーネの生演奏も行われており、綺麗なガラスによって飾らられた園内を見ながら食事をすることができます。

箱根に来た多くの人が行く定番観光スポットであり、箱根フリーパスを持ってると100円引きになります。

	通常料金（フリーパス料金）
おとな	1800円（1700円）
大学生・高校生	1300円（1200円）
中学生・小学生	600円（500円）

実際の箱根フリーパスを最大限に活かす箱根旅

箱根湯本駅に着いたら箱根キャリーサービスへ

箱根キャリーサービスは箱根をバスや電車で観光する方にぜひ利用して頂きたいサービスで、手荷物をホテルまで事前に運んでおいて貰えるサービスです。

バスや電車で移動する時にスーツケースやリュックを持っているのか辛くないですか？

もし、荷物をコインロッカーに預けるとしても帰りにそのコインロッカーに立ち寄る必要がありますし、ホテルに向かう際にも重い思いをしなくていけません。

この箱根キャリーサービスは箱根フリーパスを持っていることで100円引きになるのでオススメです。

通常サイズですと800円で運んで貰うことができます。フリーパスがあれば700円で済みます。

詳しくは下の公式ページから確認ができます。

箱根キャリーサービス

1日目：箱根湯本駅から桃源台を目指し大涌谷駅へ

・箱根湯本駅〜元箱根港〜桃源台 2180円（バスで移動）

桃源台に行くために、芦ノ湖にある海賊船に乗り向かいます。

デッキからは箱根を見渡すことができ、風も気持ちが良いですよ！

・桃源台駅〜大涌谷駅1250円（ロープーウェイで移動）

ここで初めの観光スポット大涌谷へ到着。

大涌谷では黒い温泉卵が食べられ、地面から温泉が出る様子を見ることが出来るようになっており、火山の噴火口にかなり近いところに位置しています。

大涌谷駅から強羅駅を目指し、箱根強羅公園、箱根ガラスの森美術館を観光

大涌谷の観光が終わったら強羅付近の散策へ

・大涌谷駅〜早雲山〜強羅駅 1380円（ロープーウェイと電車で移動）

箱根強羅公園は強羅駅から徒歩5分。箱根フリーパスを使うことで無料で観光が可能になります。

ぜひ中央の噴水近くで写真を撮りたいですね！

お昼ご飯を食べるために箱根ガラスの森美術館へ。

・強羅公園〜箱根ガラスの森 330円（バスで移動）

入場料1800円を箱根フリーパスを使うことで1700円で入場。

園内にあるイタリアンレストランでご飯を食べたら、早めにホテルに向かいます。

今回は「季の湯雪月花」に宿泊することに

・箱根ガラスの森〜季の湯雪月花 430円（バスで移動）

２日目：旅館から箱根神社を目指し、芦ノ湖周辺を散策

・季の湯雪月花〜箱根神社 730円（バスで移動）

箱根神社では湖に浮かぶ鳥居をバックに記念写真を撮るのがカップルの間では定番！

お参りをした後はぜひ鳥居を目指してみてはいかがでしょうか？

残りの時間はお昼ご飯を食べるなり、芦ノ湖でスワンボートに乗ってみるなど自由度は高いです。少し遠いですが、三島スカイウォークに行くこともできます。もちろんそのバスもフリーパスなら無料です。

・元箱根港〜箱根湯本駅 980円（バスで移動）

帰路に着く。

このプランの場合の箱根内だけの移動だけでも7280円もかかることに。

箱根フリーパスはこれに加えて新宿から箱根湯本駅までの普通電車代も含まれている場合でも6100円であるため、箱根内だけでも1180円の節約に！！

さらに新宿から箱根湯本駅までの往復料金は2422円なので正確には合計で3602円の節約になります。

さらに優待サービスの利用で700円近くも節約ができています。

箱根フリーパスを買うと損することがあるのか？

箱根に車で行く人の場合元を取ることは出来るのでしょうか？

箱根フリーパスは先ほど電車を利用する方の場合を説明しましたが、車で箱根を観光する人でも購入することができます。

さらに、この方法ですと、無駄な電車代も含まれていないのでお得に購入することができます。

それは箱根乗り物バスというもの。

これは、箱根の有名観光スポットである大涌谷へのロープーウェイと、芦ノ湖を回る海賊船を安く乗るチケットで＋200円払うことでバスの利用も無料にすることが出来るものです。

もちろん施設の優待も受けることができます。

	料金
海賊船・ロープーウェイ乗り放題パス	4000円-4500円(子ども980円)
デジタル箱根乗り物パスLite	3800円(子ども980円)

通常ロープーウェイに往復で乗ると2500円（桃源台駅〜大涌谷駅）、海賊船も往復で乗ると2400円（桃源台駅〜元箱根港）になるので、乗り放題パスを購入した方が900円以上安くなり、各施設で優待割引を受けることも可能！

箱根フリーパスの購入場所・安く買う方法

箱根フリーパスの購入場所

箱根フリーパスはさまざまなところで購入することができるので一覧で紹介します。

旅行代理店（JTB、日本旅行）
小田急線各駅
セブンイレブン
EMot（電子チケット）スマホで購入可能
小田急トラベル店舗
箱根登山鉄道の各駅
箱根登山バスの案内所
箱根湯本
小田原
三島

と、色々なところで購入することができます。

新宿から箱根に行く場合であれば、事前に新宿の小田急線の窓口で購入するのもいいでしょう。

当日は朝から電車に乗るために忙しいですし、窓口で発券した方が安心感もあります。

もし、忙しい方であればスマホで購入可能なEMotもオススメです。

しかし、ここで挙げた施設では通常価格でしか購入することはできません。2,000円近く安く購入できる裏技を次で紹介して行きます。

最も安く箱根フリーパスを購入する方法【通常6,100円→3,900円】

ただでさえ安い箱根フリーパスですが、正規の代理店以外からも購入することはできます。

それは、近畿日本ツーリストのパッケージで予約を行い、セットで箱根フリーパスを付ける方法。

この方法では、ホテル・箱根ロマンスカー・箱根フリーパスを1つのセットで予約することでかなり安くすることが出来る方法になっています。

詳しく見ていきましょう。

近畿日本ツーリストには、国内ツアーとして、ホテル・箱根ロマンスカー（箱根までの新幹線のようなもの）がセットになったプランが販売されており、これで予約を行うことでオプションとして、箱根フリーパスも付けることが出来るようになっています。

具体的に料金を比較するとこのようになります。

旅行日程　7月26日からの一泊二日で比較

ホテルは「季の湯　雪月花」（箱根の中でも全室客室露天風呂が付いておりカップル・家族連れにも人気宿）の料金で比較

ホテル・電車（箱根ロマンスカー）・箱根フリーパスを別々で予約した場合

季の湯　雪月花　夕・朝食付き　二名料金で48,070円
箱根フリーパス（箱根ロマンスカー付き）　二日　二名料金　　16,640円
合計金額　　64,710円

箱根フリーパス	箱根ロマンスカー（特急指定席）	合計料金
大人二名　二日6100円×２	箱根フリーパスの料金＋1110円（片道一名時）（往復二名）4440円	（6100円×２名）＋（1110円×2名×２往復）＝16,640円

もしも、別々で予約すると6万円近い料金になってしまうことが分かります。